《財富》（中文版）は北京時間7月13日に、2016年中国500強ランキングを発表した。三胞集団傘下の上場会社宏図高科（600122.SH）、南京新百（600682.SH）が皆500強に入り、それぞれ283位と335位である。ランキングは中国国内外で上場したあらゆる中国会社を含み、根拠データは上場会社が各証券取引所で正式に披露した情報である。

      毎年《財富》中国500強に入るのに、敷居が高くなっている。今年企業がランクインする年商敷居は96.08億元である。500社の上場企業の総営業収入は約30.77万億元である。去年より1.2%上がった。純利益は2.74万億元であり、1.5%上がった。営業収入や利益の増加幅が去年（それぞれは5%と6%）より明らかに下がった。

      中金公司財富研究部が《財富》中国500強ランキングを解読する際に指摘した。転換進行中は同ランキングが反映した新常態における業界トレンドの一つである。三胞集団傘下の上場会社宏図高科、南京新百は近年に転換を努め、優秀な業績で《財富》中国500強に入った。

      その中、宏図高科は“新奇特、高科技、インターネット”に面した戦略転換がなお進行中である。将来は製品創新、技術創新、商業モードと管理モード創新を続け、“コア主力業務+金融投資”の発展モードを採用し、“大消費、大金融”を主力業務の発展方向とし、3C小売チェーン業務、金融文化、科技製造の異なるブロック間の共同創新発展を実現する。

      百貨業の老舗上場会社として、南京新百は近年には転換を推進している。2014年に、会社はイギリス王室が受験したイギリス三番目百貨店——House of Fraserを買収し、海外の先進的な買い手制やプライベートブランドを導入する。2016年に、南京新百は予備案を発表し、安康通とNatali、及び中国臍帯血庫企業集団と山東臍帯血庫を買収し、大健康産業をレイアウトする。今回の買収が終わると、南京新百の臍帯血所有量は70万分ぐらいあり、世界第一の臍帯血庫企業となる。南京新百が大健康産業をレイアウトするステップはこれで停止しない。同社は7月頭に、シンガポール臍帯血上場会社——康盛人生集団の20%の株券を買収する予定があると発表した。